にんにく料理などを食べたわけでもないのに、何だか気になる口臭。「歯も磨いたのに何でー?!」そんな時ありませんか?
口臭って一度気になりだすと周りの目も気になって、どんどん不安になってしまいますよね。一刻も早く不安から解消されたいですよね。今回はテレビで紹介された口臭の改善方法をまとめました!
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口臭の原因は「臭い玉」?
口臭は「病的口臭」と「生理的口臭」の2種類に分けられます。

歯周病や虫歯、胃腸の病気といったものから起きるニオイです。よく【魚が腐ったようなニオイ】と表現されます。

こちらは誰にでも起こる可能性があります。例えば起床した時やお腹が空いた時など体の状態によって起こるニオイです。こんなときは「舌苔(ぜったい)」といって舌が汚れているんですよ。すぐにでも解消したいときはリンゴが効果的です。半分食べればニオイの成分「アリシン」を分解してくれるのだとか。
ですがこれら以外にも口臭の原因となるものがあるそうです。それが【臭い玉】。臭い玉は喉の奥にある扁桃あたりに溜まった細菌の死骸なんだとか…。
通常であれば細菌やウィルスの死骸は食べ物と一緒に飲み込んだり、痰と一緒に外に出されます。ではなぜ臭い玉として残ってしまうのでしょうか?
実は扁桃の表面は小さな穴が開いています。この穴は細菌やウィルスを捕まえるとっても大事なもの。ですが死骸も一緒に溜まってしまうこともあるんです。
死骸が溜まってしまう主な原因は唾液。「安静時唾液」といって何もしていなくても常に分泌される唾液のことで、この安静時唾液が減ってしまうと死骸が留まり、スムーズに出ていかなくなるんだそうです。
口臭セルフチェック法のやり方は?

自分で気づけばいいですが、なかなか気づかないことも多い口臭。自分で簡単にチェックできる方法があるのでご紹介します。
- 1枚のティッシュを4回折ります。
- ティッシュで舌を上から下に向かって5回なぞります。
- 2分経ってから深呼吸しティッシュを嗅いでみましょう。
この時感じた臭いがあなたの口臭に近いものです。ちょっと試すのドキドキしちゃいますね~!
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ドライマウスチェック法について

臭い玉の原因「安静時唾液」の分泌が減ってしまう原因はドライマウスにあります。ドライマウスになると通常であれば1日に1~1.5L出る唾液が半分以下になるそうです。自分がドライマウスかどうか気になりますね。セルフチェックをしてみましょう!
- 口の中が何だかネバネバしている。(話し辛い)
- 乾いた食べ物が食べにくい。
- 何だか食べ物の味が分かりにくい気がする。(分からない)
- 喉、舌が時々ヒリヒリと痛む。
- よく唇が荒れる。
上記5つの中で1つでも当てはまったららドライマウスの可能性があります。皆さん、大丈夫ですか?
もし2つのチェックで気になるようであれば、耳鼻咽喉科で診察しましょう。自分で何とかしようとすると扁桃が傷付けてしまうかもしれません。きちんとプロの方に洗浄、吸引してもらってくださいね。
カチカチ・ベロベロ体操が効果的!

自分はドライマウスじゃない♪と安心してはいけません。ドライマウスは誰もがなる可能性があります。ドライマウスになる前に予防をしっかりしましょう!
カチカチ・ベロベロ体操は何だか変な名前の体操ですが、ドライマウスを予防するぴったりの体操です。簡単に出来るのでぜひチャレンジしてみて!
- 口を大きく開ける→噛む、開ける→噛むを36回繰り返します。噛む時はカチカチと音を鳴らすようにしましょう。これは耳の下やアゴの舌の唾液腺を活発にします。
- 舌を口の外で左に12回、右に12回回します。これでアゴの下、舌の下の唾液腺が活発になります。
- 口の中に溜まった唾液を飲み込みます。これで扁桃の汚れを取りましょう。
体操はこれだけ!とっても簡単ですよね♪この体操を朝起きた時、昼食の後、寝る前にそれぞれ行います。ドライマウスを予防することで臭い玉の予防になり、気になる口臭から開放されますよ!
臭い玉がどんだけ丁寧に一生懸命歯を磨いても意味がありません。溜まった死骸を綺麗にしなければならないからです。病院に行って綺麗にしてもらう必要がありますね。
綺麗になった後はドライマウス予防をして、再発しないようにしたいですね。